
今日は16時に迎えに来てほしい!
久しぶりに、だだをこねる子供…。
18時に迎えに行けるのがいいところ。
要望の時間は無理だと言うと、終いには泣きそうになっている。
子供の要求は「16時、17時!」、仕事があるのでその時間には間に合いません。
何とか調整出来て30分程度…。
妥協して17時30分で子供は納得。
大人だって早く帰りたいのですから、子供も同じですよね。
大人も子供も…

大人、ビジネスの世界でも似たようなことがあります。
“売り主は5000円でなら売ります”
“買い主が3000円でなら買います”
妥協した結果、4000円で決まり。
上記は一例ですが、落としどころはお互いが妥協した点で着地することがあります。
マナーのある交渉を…

希望に近い数値で交渉を終わらせたい場合、設定値を上げておくことで希望に近い状態で終わる可能性があります。
最初からギリギリの状態で交渉、話を進める場合には一切の妥協が出来ないはずです。
更に相手が有利な立場に居る場合、交渉次第でより苦しい状況になるかと思います。
もちろん高すぎる設定は失礼であったり、非常識になる可能性があるので逆効果の恐れがあります。
大人の世界の交渉にはマナーや平等が問われるものと思います。
予め、少し余裕をもった数値や時間を提示することで少しの妥協が出来るのかもしれません。