【仕事・人間関係】論破の後

相手を言い負かす、相手の説を破る。

論破した後に相手が納得、気持ちよく終わっていればその論破は完璧だったのではないでしょうか。

「あなたの意見は確かに納得だ、私もあなたの意見を尊重する。」

そんな形で終わることは滅多にないと思いますが…。

論破に勝ち負けという表現があるなら、勝った側は気持ちが良いと思います。

負けた側は悔しいはずです。

熱い議論を終えた後はさっぱりしたいものです。

お互いに仕事を終えた後のようなものですから。

“言い負かす”ということ

論破された相手は堪えるべきですが、人間ですから難しいときもあります。

言い負かすことにリスクがないわけではありません。

相手は論破されましたが納得していることは限らず、「私の言い分も間違ってはいない」と思う人も居るでしょう。

言い方や伝わり方が悪く、誤解が生じている可能性もあります。

年下の癖に生意気な、性格が気に入らない、言い方が気に入らないなどと、

本題としている議論とは関係のないことにまで余計な感情が生まれることもあるのではないでしょうか。

論破の後

論破された相手の意見は完全に間違っているのか。

「一理ある…、相手の言い分も100%間違ってる訳ではない。」

冷静になったところでそのように思うこともあると思います。

熱くなっていると負けん気が出てしまったり、語気が強くなってしまったりと、議論が終わってから反省することもあるのではないでしょうか。

お互いに意見がぶつかり合うこともあると思います。

一方的な展開になることもあると思います。

良い関係を残す必要があれば、冷静になったところで素直な気持ちでフォローすることも必要かもしれません。

誤解があるなら誤解も解いておきたいものですね。

敵を作りたくて論破した訳ではないと思いますから。